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経済ジャーナリスト 片山修 | Osamu Katayama Official Website

片山修のずたぶくろⅡ

経済ジャーナリスト 片山修が、
日々目にする種々雑多なメディアのなかから、
気になる話題をピックアップしてコメントします。

ソニー・アイボの新サービスの可能性

1月23日、ソニーは都内で「aibo(アイボ)」新サービス発表会を行いました。


※新カラーの「チョコ エディション」(写真左)が加わったアイボ

ソニー執行役員で、AIロボティクスサービス担当の川西泉さんは、会見の冒頭、次のように語りました。
「発売から1年が経ち、アイボを家族の一員として受け入れて、『家の中が明るくなった』、『日々の楽しみが増えた』という声を数多くいただいております」

昨年1月11日の発売以来、アイボは約2万台が売れたといいます。今までに、家族の顔を識別して覚えたり、屋内の地図を作って間取りを覚えたり、家族とのふれあいによってなついたりなつかなかったり、さまざまな成長をしてきました。

今回発表されたのは、アイボが家の地図を作る機能を使った、「aiboのおまわりさん」サービスの提供です。サービスは2月中旬に無料で開始し、アイボが室内を見回り、飼い主が事前に登録した「見つけてほしい人」を探すこともできます。

6月からは、追加で月額1480円(aiboプレミアムプラン)を払うことで、「見つけてほしい人」が見つかった場合にプッシュ通知でお知らせするなど、機能が拡張します。プレミアムプランのなかには、家族の写真を撮る「aiboのカメラマン」や、ふれあい記録を日記につける「aiboの日記」などのサービスも含まれます。

少子高齢化による核家族化や共働き家族の増加などによって、子供や高齢者をめぐる社会課題は増えていくと考えられます。アイボの新サービスは、そうした社会課題解決の一助となるでしょうか。

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