ソニーグループの2021年度の決算は、売上高が9兆9215億円、営業利益が1兆2023億円となりました。
ソニーといえば、大黒柱のゲーム事業の行方が気になります。課題は、ライバルのマイクロソフトの存在です。マイクロソフトは、「コールオブデューティー」などの人気タイトルを持つアクティビジョン・ブリザードを687億ドル(約7兆8700億円)で買収すると発表。これに続いてソニーは、人気タイトル「ディスティニー」を抱える米ゲーム開発会社バンジーを同社のゲーム事業で過去最大額となる36億ドル(約4100億円)で買収すると発表しました。
「メタバース」など、新たな時代に突入したゲームの世界。バンジー買収でソニーのゲーム事業はどこまで進化するのか。また、6月にリニューアルされる「PSプラス」はゲームの遊び方をどう変えるのか。ソニーグループの今後の利益成長を大きく左右するだけに、ゲーム事業の行方が注目されます。