経団連の十倉雅和氏は、会長就任2年目を迎え、「モビリティ委員会」のほか、「クリエイティブエコノミー委員会」「バイオエコノミー委員会」を設置しました。
「モビリティ委員会」の委員長には、トヨタ自動車社長の豊田章男氏が就きます。
豊田氏の持論は、「すべての人に移動の自由を」です。トヨタの実証都市「ウーブン・シティ」では、人とクルマ、街が情報でつながる未来のまちづくりに取り組んでいます。
今回豊田氏が起用されたことは、日本経済の成長において、想像以上に大きな意味を持つといっていいでしょう。
豊田氏はどんな活躍を見せるのか。高齢化や人口減少などの社会課題を移動手段の充実でいかに解決に導くのか。モビリティに関わる産業の成長をどのように導くのか。
日本経済の方向性を占ううえでも、大きなニュースだと思います。